1.マスターシート
D.M.D.をダウンロードすると、対応したマスターシート(入力ファイル)も一緒にダウンロードされています。Excel(2000以降)を用いてデータを入力してください。
マスターシートは「柱状シート」のほか、データシート(「花粉」、「珪藻」、「プラント・オパール」、「有孔虫」、「グラフ」の5種類、あるいはどれか1種類)と、それぞれ(「グラフを除く」)に対応した2種類(「珪藻」のみ4種類)の基礎データシート(「○○code」、「○○BUN」)から成っています。基礎データシートには仮の基礎データが入力されていますので、必要に応じて加除修正してください。
2.データ入力
データ入力について、以下に簡単に示します。
「柱状シート」には、層相(コード化したもの)と下限深度を入力してください。データシートには「柱状図名」、「試料名」、「(試料の)上限深度」、「(試料の)下限深度」、「コードavと「(実際の)カウント数」を入力してください(「和名」のある「花粉」、「プラントオパール」シートには、「コードavの上段に「和名」を入力すると、「コードavに対応したコードが出るようにマクロが組み込んであります。)。
入力が終われば、ファイルを保存してください。それぞれのファイル名の最後(.xlsの前)には、それぞれのマスターシートに対応した記号(「dmd」、「pol」、「dia」、「pto」、「fmn」、「grf」)を忘れずに付けてください。
3.D.M.D.の使用方法
DMD.exeのアイコンをダブルクリックし、ソフトを立ち上げてください。 描画したいファイルを読み込むと、初期状態のダイアグラムが描画されます(種類によってはこの時点で、幾つかの表示方法から1つを選択します。ただし、後で「表示選択」から変更することができます。)。変更したい部分をクリック、あるいは「編集」からサブメニューを選んで、描画を変えていきます。詳細は、マニュアル(「ヘルプ」から、別ウインドに呼び出せます。)を御覧ください。
4.印刷(pdf)方法
ダイアグラムが完成したら、いよいよ印刷です。「ファイル」から「ダイアグラム」を選択します。仕上げにペイントソフトを使う方は、「BMP保存」を選択してください。
Illustrator などのドローソフトを使う方、とりあえず紙に印刷したい方は、「印刷又は保存(仮想プリンタを利用)」を選択してください。pdfで保存する場合「プリンタ名」に、仮想プリンタとして使用できるpdfドライバーを選択してください(あらかじめpdfドライバーを購入、あるいはフリーソフトをダウンロードしてセットアップしておく必要があります。)。印刷する場合は、用紙設定に御注意ください(標準のA3横が使えないプリンターを選択すると、印字がされず、エラーがでます。)。