埋葬施設あるいはその可能性のある土坑などにおいて、「亡きがら」の存在を確かめるために、リン(P)濃度、あるいはカルシウム(Ca )濃度が測定されてきました。しかし、P もCa も土壌の主な構成要素であり、測定値の評価方法に問題が見受けられるケースが多々ありました。 |
当社では、埋葬施設の可能性がある土坑を対象とした全リン(TP), 有機炭素(TOC), 全窒素(TN)濃度測定を行い、P濃度が現土壌(施肥)と生物擾乱による影響を強く受けていることを明らかにしました。更にPの給源推定のために、C,N 濃度(C/N比)が有効であることを明らかにしました。 |
以下では、それぞれの指標の有効性を示します。 |